「変形性股関節症」とは
…と、その前に「股関節」とは
股関節は
「大腿骨」太ももの先端の骨頭(ボール)が
「骨盤」の寛骨臼(お椀)に
はまり込むような形になっています
この骨頭(ボール)と寛骨臼(お椀)の間には
柔らかく弾力のある軟骨というクッションがあります
変形性股関節症とは
そのクッションの役割を果たしている軟骨がすり減ることにより
擦れて炎症が起きたり
悪化すれば骨の形状が変形して
痛みや機能障害を引き起こしたりする疾患です
「あー老化ね〜」と諦めないでください!
適切に動くことで防げます!
その前に
なぜ軟骨がすり減ってしまうのか?を見てみましょう
これは大きく2つに分類されます
①先天的なもの
②後天的なもの
①先天的要因
生まれつき骨の形状に問題がある
代表的なのは
▷寛骨臼形成不全
寛骨臼という屋根の役割をする部分が狭いことで
股関節への負担が増加
それに気づかず生活していると
ある時痛みとなって現れる
②後天的要因
股関節の動きに問題がある
代表的なのは
▷身体の歪み
▷インナーマッスル弱化
▷体重増加
▷重力に負ける
これらからくる関節のズレ
これが積み重なりある時痛みとなって現れる
①の先天的な骨の形状を変化させることは
運動ではできませんが
▷股関節に負担のかからない動きを獲得する
ここは運動で十分対応できます
そしてこれは同時に
②の後天的な要因である股関節のズレを予防するのにも繋がります
『ヨガ』と聞くと凄まじく股関節を前後左右!
時にはあり得ない方向へ広げる!
そんなイメージですが(笑)
適切に動けば
▷関節を安定させ
▷インナーマッスルを活性化し
▷重力に負けない身体づくり
に多いに役立つんですよ〜
※ヨガインストラクターは運動指導者として
身体の仕組みを理解しておきましょう
『骨格から整えるヨガ』ではレッスンの前半で
関節を安定させるエクササイズをしっかりと行っていきます
そこをベースとし
▷重力に対し更に心地よく動ける身体
▷人生に対し主体的に取り組める心づくり
を目指します
YOGAで快適ライフを♡
Yuki
コメント